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「クミバナ」


子どもによくみられる肌トラブルとその対処法



子どもの肌は、大人よりも皮膚の表面が薄いためとってもデリケートです。外からの刺激から肌を守るバリア機能も発達途上にあるため、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすくなっています。 今回は、子どもによくみられる肌トラブルとその対処法を、子どもの成長時期ごとに分けてご紹介します。



赤ちゃんの時期に多い肌トラブル
生まれてすぐの時期から歩き始めるくらいの1歳くらいの子どもに多い肌トラブルは、以下のようなものです。

脂漏性湿疹
乳児湿疹と呼ばれることも多いもので、頭や顔、首など皮脂が多く分泌される箇所に発症しやすい湿疹です。赤みのあるプツプツしたものや、黄色っぽいカサブタができているものなど、その形状はさまざまです。 赤ちゃんは生まれてから数か月の間は、胎盤を通してお母さんの体から受け取ったホルモンの影響を受け、一時的に皮脂が過剰に分泌される傾向にあります。この過剰な皮脂が毛穴をふさいでしまうことで生じるのが、乳幼児期の脂漏性湿疹です。 脂漏性湿疹は、赤ちゃん用のシャンプーや洗浄剤を使って、過剰な皮脂を優しく洗い流すことで自然に改善することがほとんどです。その際、ゴシゴシ洗うことはせず、洗浄剤をしっかりと泡立て、すすぎ残しがないようによく泡を落とすことが大切です。

おむつかぶれ
おむつかぶれも赤ちゃんの時期によく起きやすい肌トラブルです。 おむつかぶれは接触皮膚炎ともいわれるもので、おむつが触れている箇所が赤くただれてしまったり、湿疹ができてしまったりといったトラブルが起きるものです。 おむつかぶれは、便や尿に含まれるアンモニアの影響によって皮膚が炎症を起こしてしまうこと、尿や汗でおむつの中が蒸れて細菌が繁殖しやすい状態になってしまうことなどが原因で起きると考えられています。 そのため、おむつかぶれが起きてしまった場合は、おむつを頻繁に交換して蒸れを防ぎ、肌を清潔に保つことが大切です。また、おむつを交換するときは、ゴシゴシ肌をこすることがないよう水分を含んだコットンやおしりふきで優しく汚れを拭き取り、肌が乾燥している状態で新しいおむつをつけるようにしましょう。


幼児から小学生に多い肌トラブル
1歳くらいから小学生にかけては、皮脂分泌がぐっと少なくなる時期です。また、保育園や幼稚園、小学校などの集団生活が始まる時期でもあり、感染症による肌トラブルも増えてきます。

小児乾燥性湿疹
小児乾燥性湿疹は、お腹や背中にポツポツとした多数の湿疹が表れ、かゆみを伴うものです。 幼児期、学童期の子どもの肌は皮脂分泌が少ないため、肌の表面が乾燥しやすい状態です。乾燥によって肌のバリア機能が低下すると、衣服のすれなどのちょっとした刺激にも敏感に反応し、炎症を起こしてしまいます。 小児乾燥性湿疹を防ぐためには、しっかりと泡立てた洗浄剤で優しく洗い、ぬるめのお湯でしっかりすすぐこと、お風呂から上がった後には全身を保湿することが大切です。 掻きむしってしまうと症状が悪化するため、かゆみがひどい場合には皮膚科を受診するようにしましょう。

とびひ
とびひは伝染性膿痂疹といい、幼児期や学童期に多くみられる肌トラブルです。 虫刺されや湿疹をひっかいた傷などに細菌が感染し、水疱や膿疱ができる感染性の皮膚炎で、接触することで簡単に感染してしまいます。治療には、皮膚科で処方される抗菌薬を塗ったり、内服したりする必要があります。

水いぼ
水いぼは伝染性軟属腫といい、傷口にウィルスが感染することでイボができる感染性の皮膚炎です。イボの中にウィルスが含まれ、イボを潰した手で他の箇所に触ることなどで感染が広がっていきます。 水いぼは良性のイボであり、自然治癒することが多いものですが、悪化した場合には軟膏を塗るなどの治療が必要です。


日常生活でできる子どもの肌トラブル対策
子どもの肌トラブルを防ぐためには、日常生活でどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

子どもの肌は年齢によって変わる
生まれたての赤ちゃんは、母親から受け継いだホルモンの影響で生後数か月までは皮脂分泌が盛んな状態です。しかし、1歳を迎えるころには皮脂の分泌がぐっと少なくなり、思春期を迎えるころまでは皮脂の少ない状態が続きます。 そのため、歩き始めるころからニキビができ始めるころまでは、子どもの肌は皮脂量も水分量も少ない乾燥しやすい状態になっており、ちょっとした刺激でも肌トラブルを招きやすくなっています。

日常生活でできる肌トラブル対策
乳幼児期に多い脂漏性湿疹やおむつかぶれも、幼児期から学童期に多い肌トラブルも、まずは皮膚を清潔に保つことが大切です。 また、乾燥した肌は乾燥性湿疹など、かゆみや湿疹を引き起こしやすくなります。そして、かゆみが出ている箇所をひっかき、肌の表面に傷をつくると、その傷からウィルスや細菌が入りやすくなり、水いぼやとびひに感染しやすくなります。 乾燥が招く肌トラブルの負の連鎖を止めるためには、日ごろからしっかりと保湿を行い、肌を外部の刺激から守るバリア機能を低下させないことが大切です。そして、爪は短く切りそろえ、万が一肌をひっかいてしまっても傷ができにくい状態にしておくこともポイントです。


まとめ
子どもの肌は、大人の肌よりもずっとデリケートで、わずかな刺激にも敏感に反応し、肌トラブルを起こしやすい状態にあります。 生まれてから数か月の間を除けば、子どもの肌は皮脂と水分の量が少ない、乾燥しやすい状態にあります。 肌トラブルから子どもを守るためには、肌を清潔に保つこと、肌トラブルの原因を招く乾燥を防ぐためにしっかりと保湿を行うことが大切です。

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