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「クミバナ」


乾燥が原因で起きる子どもの肌荒れ:小児乾燥性湿疹とは



朝晩、だいぶ冷えるようになってきました。この頃では、日中に日差しの温かさを感じることがあっても、 ジメジメした空気を感じることは少なくなっています。からっとした秋晴れは気持ちよく、過ごしやすいものです。 しかし、からっとした空気は湿度が低下し、空気が乾燥し始めている証拠なのです。この乾燥が進む時期、乾燥による子どもの肌荒れも増えてきます。 今回は、乾燥が原因で起きる肌荒れの1つである「小児乾燥性湿疹」についてご説明します。



乾燥しやすい子どもの肌と肌荒れの関係
子どもの肌は、シミやしわがないので、一見するときめ細やかなきれいな肌に感じます。しかし、子どもの肌は大人よりも乾燥しやすく、乾燥を原因とした肌荒れが起こりやすい状態になっています。

子どもの肌が乾燥しやすいのはなぜ?
子どもは、肌の表面にある角質層がとても薄く、大人の半分程度しかありません。また、肌の水分を保持し、外部の刺激から肌を守るバリア機能も十分に発達していません。 空気が乾燥しやすいこの時期、食パンを袋から出して皿の上に置いたままにしておくと、表面から水分が蒸発し、表面が乾燥した状態になりませんか? 子どもの肌も、表面を覆う膜が非常に薄いため、肌の表面からどんどん水分が蒸発してしまうのです。 さらに、子どもの肌は皮脂の分泌量も少なく、肌の潤いを守る天然の保湿成分も少ない状態です。そのため、子どもの肌は内側でも潤いを保ちにくく、外部に接する部分でも水分を奪われやすい、とても乾燥しやすい肌環境であるという特徴があります。

肌の乾燥が肌荒れにつながる理由とは
肌が乾燥すると、肌の表面にある角質層がめくれ上がりやすくなります。角質層がめくれ上がると、その隙間から異物が侵入しやすくなり、外部からの刺激を受けやすくなります。また、角質層の隙間からは異物が入り込みやすいだけでなく、内部の水分も蒸発しやすくなるため、肌の乾燥もさらに進んでいきます。 つまり、肌が乾燥すると外部からの刺激を感じやすくなり、症状もさらに進むことから、肌荒れを招きやすくなるのです。


乾燥が原因の小児乾燥性湿疹とは
乾燥が原因で起きる子どもの肌トラブルの1つに、小児乾燥性湿疹と呼ばれるものがあります。小児乾燥性湿疹とは、どのような症状の肌トラブルなのでしょうか。

小児乾燥性湿疹とは
小児乾燥性湿疹の名前の通り、乾燥が原因で子どもに起きる湿疹のことで、秋から冬に多く見られる肌荒れの症状です。毛穴に細かいブツブツがいっぱい表れて、鳥肌が立っているような状態に見えます。子どものお腹や背中など、体幹部に見られることが多く、かゆみを伴います。症状が悪化すると、表面がカサカサして粉をふいたような状態になり、ブツブツには赤みが生じるようになります。

乾燥とかゆみが肌荒れの症状を悪化させる
肌の表面が乾燥して肌荒れを起こすと、肌のバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなります。外部からの異物を感じると、肌は異物に反応するためかゆみが生じます。かゆみが生じると、子どもは肌をひっかいてしまいます。肌をひっかくと肌の表面が傷つき、バリア機能がまた低下していきます。 この「乾燥→バリア機能低下→かゆみ→ひっかく→傷がつく→バリア機能低下→かゆみ」という悪循環が続くことによって、小児乾燥性湿疹は発症します。


乾燥による子どもの肌荒れを防ぐためには
乾燥によって生じる子どもの肌荒れは、かゆみを招き、小児乾燥性湿疹をはじめとしたさまざまな肌トラブルの原因になります。では、乾燥による子どもの肌荒れを予防するためには、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。

子どもの肌荒れを防ぐ、日常的な乾燥予防対策とは
子どもの乾燥しやすい肌を健やかに保つためには、汚れを優しく落として清潔な肌を保つことと、保湿をしっかりと行って肌の潤いをキープするスキンケアが基本となります。 子どもの薄い角質層を守るためには、入浴時には優しい洗浄力の石けんやボディーソープを泡立てて、けっしてゴシゴシこすることなく、優しく肌を洗うことが大切です。また、熱いお湯は肌を乾燥させやすく、かゆみを招きやすくなります。お風呂の温度だけでなく、泡を洗い流す際のシャワー温度もぬるめに設定しましょう。 お風呂から上がったら、すぐに保湿をすることも大切です。肌の表面の水分が乾燥しないように、しっかりと全身に保湿剤を塗って、肌のバリア機能を補うようにしましょう。

もし、かゆみが強くなってしまったら
子どもの肌にブツブツとした湿疹が見られ、体をひっかいているような様子が見られたら、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。 正しいスキンケアは、かゆみが生じないように肌を良好な状態に保つための対策です。乾燥による湿疹やかゆみが出てしまった場合には、スキンケアだけでかゆみを抑えることは難しいのが現状です。 同じような症状が見られる場合、小児乾燥性湿疹ではなく、アトピー性皮膚炎である可能性もあります。かゆみが強い場合には、症状が悪化する前に適切な治療を受けるようにしてください。


まとめ
子どもの肌の角質層は非常に薄く、皮脂の分泌量も少ないため、とても乾燥しやすい状態です。空気が乾燥し始めるこの季節は、子どもの肌も乾燥しやすくなり、肌荒れが起きやすい時期でもあります。 小児乾燥性湿疹は、乾燥によって肌のバリア機能が低下することで湿疹やかゆみが生じる肌トラブルです。乾燥による肌荒れを防ぐためには正しいスキンケアが欠かせませんが、小児乾燥性湿疹と思われるような湿疹やかゆみが生じた場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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